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2005年8月12日・・・初めての体験、射撃教習Episode2(実射編) [始めての猟銃所持]

分解・組立てが終わると、いよいよ実際の射撃に入ります。
生まれて初めての射撃!期待と不安がMAXまで高まっています。
左から1番オジイサン、2番わたし、3番妻と並びます。
私はオジイサンに背を向けているのですが、手の振るえは大丈夫でしょうか?
「アレっ?」とか言って、いきなり背中から撃たれそうで、ちょっと怖いです。
今回は、正面にまっすぐ飛ぶクレーのみです。50発が練習で、最後の25発が試験となり、
その内2発当たれば合格です。
75発の弾はけっこう重いです。この内25発をベストのポケットに入れます。
なるほど、ベストはこういうためにも必要なんだな、と思いました。
普通のベストではこんな大きなポケットは付いていないし、あっても装弾の重さでポケットの底が
抜けてしまいそうです。
まずはクレーなしで1発撃ちます。S講師の「じゃあ撃って」という指示により、オジイサンから
撃ちます。構えている姿は流石にそんなに振るえは無いようですが、やけに肩付け位置が高いように思いました。

次は私です。いよいよ生まれて初めてのバージンショットになります。
下段の薬室に1発装填し、先台を跳ね上げて銃を閉じます。
構えて引き金を引きます。
ダン!
イヤマフのおかげで半減した発射音と共に、肩(というより上半身に)衝撃がきました。
バランスが悪かったのか、ビビッたのか、「ととっ」と少し後ろによろめきました。
予想よりかなり強い反動に思えました。右肩の付け根を強く突かれた感じです。
パンチではなく、手刀で水平に打ち込まれた、と言った感じが一番似ているでしょうか。
痛みはそれほどではありません。ですが1発目の衝撃でけっこうビビッてしましました。
ここまでけっこうな金額をつぎ込んで来ましたが、「これは俺には向かないかもしれない。」という
考えが頭をよぎります。
妻も1発目を撃ちました。S講師から「頬付けが甘い」という注意が飛びました。
おそらく本当の銃を撃った事のない人は、けっこう勘違いをしていると思う点が「頬付け」です。
銃を構える時、肩付けは何となく映画などを見ているので出来るのですが、頬付けが出来ている人はほとんどいないのではないでしょうか?
グリップの後ろ・銃床上の部分を頬骨の下端に頬の肉ごとぐいっと押し当てるように頬付けします。
無理に頬付けしようとすると頭を傾けてしまいますが、首は前に出す感じです。
この頬付けする事により、銃口上のサイトと利き目が一直線に並び、照準が出来るようになる
との事です。
(これはクレー射撃の場合で、ライフル射撃はわかりません。)

次はいよいよクレーが飛びます。
オジイサンの次に、私が先ほどと同じように、銃の確認・装填・銃を閉じる・構えを行い、
クレーの射出口に狙いをつけて、「ハイっ!」を声をかけました。
「シュッ」という音?と共にクレーが飛び出します。
(実際にはイヤマフをしているので、音は聞こえていません。そういうイメージです。)
何度か射撃場に行き、クレーの飛ぶスピードを覚えていたはずなのに、銃で狙いつけてクレーを追う
事が出来ません。あっと言う間に遠くへ飛んでしまい、あわてて引き金を引きます。
ダン!という衝撃が再び肩に来ますが、そんな状態で当たる訳がありません。
クレーは悠々と空を飛び、空しく対面の崖に衝突して落ちました。
S講師から
「銃を構えて腹が出ちゃダメだ。もっと前の方に重心が行かないと。左足に体重の7割くらい
が乗る感じだ。」と言われました。
しかし言われた通りやっているつもりですが、次からも「シュッ、ダン、からん」と行った感じで
一向に当たる気配はありません。構えてクレーの射出口を狙う、クレーが出る、オタオタと照準を
付ける、クレーがその間に飛び去る、あわてて引き金を引く、当然外れてクレーは空しく崖へ。
これの繰り返しです。
気が付いたら最初の5発を撃ち終えていました。隣の射台へ移動します。
ここでも同じです。「シュッ、ダン、からん」が続きます。
すると6発目か7初目でしょうか?オジイサンがクレーを当てました!
キレイには割れませんでしたが、確かに2つに別れて飛んでいきます。
内心「こんなオジイサンよりは(俺の方が)当たるだろうな」と無根拠な自信を持っていただけに、
けっこう焦ってしまいました。(オジイサン、ごめんなさい)
すると次には妻が・・・見事命中!クレーは粉砕されました。
よく銃砲店や射撃場の人が「奥さんの方が上手になったりして」と言っていましたが、
半分冗談として聞いていました。
しかし、妻にまで先を越されてしまうとは・・・夫の面子が・・・。
さらに5発撃ち終え、射台の移動。3人の中でまだ当たっていないのは私だけ。
その次の5発もまったく当たりませんでした。その間にも、オジイサンも妻も3回か4回に一度は
クレーを撃ち落しています。
「このままでは、本当に2枚すら当たらず、射撃教習は不合格となるかも・・・」
という不安が現実感を伴って、脳裏をよぎります。
アチコチのサイトや本に「通常以下の運動神経の持ち主でも、まず間違いなく2枚は当たるので、
不安を感じる事はありません。むしろ射撃教習では銃を落とす・引き金に指をかけるなど安全面に
気をつけて下さい。」と書かれていました。
もしかして、このまま「クレーを1枚も割れずに、射撃教習を落ちた珍しい男」という汚点を
残してしまうのでしょうか?
ますます気持ちは焦り、銃身の動きは極端に早くなったり、ゆっくりすぎてクレーが飛び過ぎて
しまい、あわてて撃ったり。そんな感じでまったくクレーを撃ち落せそうにありません。

15発までまるで当たりません。さらに射台を変え、5番の射場に入りました。
シュッという音と共にクレーが打ち出され、銃身の先がクレーを追い越してしまいました。
そのままヤケクソ気味に引き金を引くと、クレーが砕け散るのが見えました。
・・・あれ?今のが当たったの?・・・
正直、そんな感じでした。色々な体験談の中には「爽快感が・・・」「こんな面白い事はない」
と書かれていましたが、私の場合は自分で撃ち落したという実感はなく、勝手にクレーが砕けて
しまったように思えました。
やがてもう1発、やはり銃身がクレーを追い越して引き金を引いた時に、クレーが粉砕されました。
「あれ、当たった?」という感じです。
おとうたまのサイトで「クレーが見えていると当たらない。見えないクレーは当たる。」とありますが、
まさしくそんな感じでした。
結果はオジイサンが6枚程度、妻は5枚、私が3枚でした。
S講師が「構えは悪くない。クレーは狙ってはダメだ。決して銃身を上下させたりしない。
スー、ポンという感じで感覚で撃つんだ。」と言ってくれました。
また「射場に入ったら足をむやみに動かさない。一度位置を決めたらそのまま構えるんだ。
足は肩幅くらいで開きすぎないように。」という注意も受けました。
次の25発は7枚撃ち落せました。妻も7枚ぐらい。
いよいよ本番です。
ちょっと調子が上がってきたのか、割りと早い段階で2枚は撃ち落せ、ホッとしました。
しかし疲れのせいか、今度は妻の調子が悪そうです。
コンスタントに4枚ぐらいに一度の割で撃ち落していたのに、当初10枚までまったく当たって
いません。
それどころか撃ち方もかなり投げやりで、とりあえず弾を消費するために撃っているような感じです。
装填して銃を閉じる時も、銃口が上がっていません。注意してあげようかと思ったのですが、
試験中でもあり、とりあえず口に出すのは止めました。
(サインを送ったつもりでしたが、妻は疲れて気づいていないようでした。)
最後に妻も気合を入れて2枚撃ち落した時は、ホッとしました。
こうして最後の試験の結果は、オジイサン9枚、私8枚、妻が5枚という状況でした。
S講師の方曰く「先台の先の方を持ちすぎる。それで構え直してフォームも定まらない。
これからは先台の真ん中くらいを持つといい。」という忠告を頂きました。
射撃場の人が言うとおり、確かにこのS講師の方は教え方が上手でした。
余計な射撃理論は言わず、初心者に好きに撃たせた後に的確に必要な事だけを指摘する。
最初にイイ人に指導して貰えて、ラッキーだったと思います。
全員合格の言葉を貰い、待合室へ戻りました。
教習結果を見てみると、私も妻も試験の点数は99点!です。(試験は危険行為や
安全確認を怠った場合に減点されるので、クレー射撃の結果とは関係ありません。)
しかしクレー射撃の結果の方は、
私が、3枚、7枚、8枚。
妻が、6枚、7枚、5枚。
やはり才能が無いのでしょうか?前日までの「俺なら出来る!」という無根拠な自信
のため、けっこう落ち込みました。なにぜ自分で「次の更新は出来るかどうか・・・」
と言っているオジイサンに負けてしまったのですから。
なお射撃中はかなり集中していたようで、発射の衝撃は最初の一発以外は気になりません
でした。
しかし妻は「途中から手が上がらなくなった。2ラウンド目で限界だった。」という事です。
最後の試験の時は、やはり「もういいから早く終わって」という気持ちだったと言います。

9時頃から始まって、12時半には教習は終了しました。
終わって見ると、この射撃場は非常にリラックスできるいい環境だったように思います。
最後に私達夫婦に1枚づつ1R無料券を頂きました。
疲れた私達2人は、そのまま潮来見物もせずに、まっすぐ地元に直行しました。
(その後ですが、妻はこの日は「体が痛い。筋肉痛だ」と言って1日寝ていました。
次の日は宇都宮まで行ったのですが、やはり車の中で寝どおしで、帰ってからも寝てました。
この日から「顔が痛い」と言い出し、右の下あごが虫歯のように脹れてしまいました。
やはり肩付けと頬付けが良くなかったようです。アザにこそなりませんでしたが、下あごは
3日ほど脹れていました。
さらに3日目から、今度は右胸の上が抑えると痛いようです。アバラ骨にヒビが入ったかも、
と言っています。
これほど痛い思いをしたので、妻の射撃への熱意はすっかり失せてしまうのではないかと
心配したのですが、めずらしく「やる!」と言い切っています。)

今から思い返すと教習射撃はやはり面白かったです。
今は1日でも(自分の銃で)早く撃ちたい気持ちで一杯です。
(だから他の人のサイトを読みまくって、自分が撃ったつもりになっています。)
ただ期待が大きすぎたせいか、撃った瞬間から「こんな面白い事はない!」「爽快感が!」
という事は、私の場合はありませんでした。
私の父が海外(プーケットだったと思います。)で散弾銃を撃った時の話で、
「撃っていると興奮してきて、つい撃ちすぎてしまう。気がついたら何万円も使っていた。」
という話をしていました。
しかし私は別に撃っていても興奮もしなかったし、撃ちすぎるという感覚もありませんでした。
(妻も私と同じだと言います。)
まあ、それでも夫婦で対等に出来る楽しい趣味だと思います。
これからの射撃ライフ・・・。
夜中に夫婦で「どこの射撃場に行くか、何を買うか、目標は何にするか?」などと
コーヒー飲みながら語り合っています。
・・・サイトばっかり見ていて、怒られる時もありますが。


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コメント 2

ぷくぷく

大体みなさん同じような経験をされるんですねー
私の場合はスキートで教習射撃だった事もあり、それはそれはもう・・・ヒドイものでした・・・
スコアをちゃんと覚えているだけ、SHINDENさんは冷静でしたね!私なんて全然覚えてないですもん(^_^;

>夜中に夫婦で「どこの射撃場に行くか、何を買うか、目標は何にするか?」などとコーヒー飲みながら語り合っています。

うらやまし過ぎ・・・
by ぷくぷく (2005-09-05 15:35) 

SHINDEN

どうもこんにちは、ぷくぷくさん。
教習射撃でスキートなんて、難しすぎ!ですね。
まっすぐ飛ぶクレーも打ち落とせないのに、横に飛ぶクレーなんて私じゃ
狙いも付けられないです。

しかも一昨日に会社のそばの銃砲店に行ったら、20歳そこそこの男性が
祖父らしい人とやってきて
「教習射撃は、13、16、14だった。」なんて話してました。
店の人も「才能あるんじゃない~」なんて言っていました。
私は自分に話が振られるのが怖くて、いそいそと店を出て行きました。

ぷくぷくさんも奥さんを射撃ワールドに誘いましょう。
「最近は女性も多いよぉ~」とか言って。
ちょっと不安なのは、私より妻の方が才能がありそうな気がする点です。
それと乏しい家計から、「射撃予算」をどっちが獲得するか?という問題です。
by SHINDEN (2005-09-06 00:16) 

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